厚生年金の事業主負担分をねんきん定期便に記載し、本当の保険料負担を周知しよう!


1. はじめに

  • ねんきん定期便には 「これまでの保険料納付額(累計額)」 が記載されているが、事業主負担分は含まれていない
  • そのため、現役世代が実際に負担している社会保険料の全体像を正しく認識できない
  • 厚生労働省の言い分は 「給与明細と一致させるため」 だが、これが 「詭弁」 である理由を解説

2. ねんきん定期便に事業主負担分が記載されていない理由と問題点

  • 厚労省の説明:「給与明細との整合性」
    • しかし、そもそも「事業主負担分=会社が支払ってくれている」わけではない
    • 給与原資は労働者が生み出した利益であり、事業主負担分も「労働者が稼いだものの一部」
  • 記載されていないことによる誤解
    • 「厚生年金は事業主が半分負担してくれているからお得」という 誤った認識
    • しかし、実際には 「事業主負担分も労働者が実質負担している」 ため、透明性が欠如している

3. 事業主負担分も「労働者の負担」であることの経済学的根拠

  • 経済学の視点では、社会保険料の事業主負担分は、賃金の一部が強制的に控除されているもの と考えられる
  • 企業は、総人件費(賃金+社会保険料負担分)を基に給与を設定するため、事業主負担分がなければ 本来は労働者の給与に反映される
  • つまり、「会社が負担してくれている」というのは ミスリード

4. ねんきん定期便の問題点を過去の厚労省の対応から振り返る

  • 以前から「事業主負担分を記載すべき」という意見が出ていたが、厚労省は 一貫して拒否
  • 厚労省質問に対する回答においても、「給与明細との整合性」を理由に事業主負担分の記載をしないことを明言
  • しかし、他国では 「社会保険料の総負担額」を明示 しているケースが多い

5. 透明性の向上のために求められる対応策

  • ねんきん定期便に「事業主負担分」を明記
    • 「あなたのこれまでの総納付額:〇〇万円(うち事業主負担分:〇〇万円)」と記載
    • 労働者の真の負担額を可視化することで、社会保険料の負担感を正確に認識できる
  • 社会保険料の総額を給与明細に記載
    • 事業主負担分を「見えない負担」とせず、労働者の認識を高める
  • 企業の人件費総額を明示
    • 労働者が「給与+社会保険料の合計額」を知ることで、適正な賃金交渉が可能になる

6. おわりに

  • 「透明性の確保なくして、社会保険改革なし」
  • 労働者が 自分の負担額を正確に知ること で、社会保険制度の問題点を適切に議論できるようになる
  • 厚労省の詭弁を許さず、ねんきん定期便の記載内容の是正を求めていくべき!

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