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1. はじめに:政府の通勤費課税検討について
- 政府が 通勤費を課税対象にする検討 を進めていることが報じられた
- もし実施されれば、通勤費に対して 所得税の負担 が増加する可能性がある
- しかし、通勤費は 労働者が働くための実費 であり、給与ではない
- 通勤費への課税・社会保険料負担は不適切である理由 を整理し、対策を提案する
2. 通勤費とは何か?本来の意味合いを整理
- 通勤費は、労働の対価ではなく、業務遂行のために必要な実費
- 企業が労働者を雇う際、「勤務地」が決まっており、そこへ通うための費用として支払われる
- 会社が業務上必要と判断し、経費として負担するもの である
- 現行制度では、 通勤手当は非課税(一定限度内) とされ、社会保険料の算定対象外にもなっている(※現在は一定の条件下で社会保険料の対象になっている)
3. 政府の課税強化の問題点
(1) 通勤費への課税は、実費負担を増やすだけ
- 通勤費は、 労働者の手元に残るお金ではなく、すべて交通機関に支払われる費用
- これに所得税を課すのは 「二重課税」 に等しく、実質的に労働者の負担増となる
- 特に 遠距離通勤者や地方在住者にとって不公平な負担 になる
- 企業によっては、通勤費が課税されることで、 通勤費支給の減額や撤廃 を検討せざるを得なくなる可能性がある
(2) 社会保険料の算定対象化の問題
- 現行では、通勤費の一部が 社会保険料算定対象 になっているが、これ自体が問題
- 本来の社会保険料の考え方は、労働の対価(給与・報酬)を基準に負担を決めるべき
- 業務上必要な経費にまで社会保険料をかけるのは制度の趣旨から逸脱している
- もし完全に社会保険料の対象になれば、会社負担分も増加し、企業の人件費コストがさらに上昇
- 企業の負担が増えることで、給与の伸びが抑制される副作用 も考えられる
4. 通勤費を経費として、非課税・社会保険料対象外とすべき!
(1) 通勤費の正しい扱い
- 通勤費は 会社が業務上必要として支給する経費 であり、給与ではない
- 給与とは切り離し、完全に非課税・社会保険料対象外とするべき
- 海外の事例では、通勤費を「雇用に必要な業務経費」として 完全非課税 にしている国もある
(2) 政策として求められる対応
- 政府は通勤費課税を検討するのではなく、逆に通勤手当の完全非課税化を進めるべき
- 企業が通勤費を支給しやすい環境を作ることで、労働者の負担軽減や柔軟な働き方につながる
- 社会保険料の算定基準の見直し を行い、通勤費を対象から完全に外すべき
5. 結論
- 通勤費は実費精算であり、課税対象にするのは不適切な政策
- 社会保険料の対象にするのも誤りであり、労働者・企業双方の負担を増やすだけ
- 政府は 課税強化ではなく、働く人の負担を減らすための政策を進めるべき
- 通勤費は完全に非課税・社会保険料対象外とする制度改正が必要!